未来食堂が考える、飲食店の開店告知看板
こんにちは。
このブログは『あなたの"ふつう"をあつらえる』未来食堂が開店するまでの日記です。
ただいま内装工事真っ最中ですが、告知の看板をブラッシュアップしました。
(字が下手です!)
このブログでは余り触れていない『うまい・はやい・やすい』に内容を絞っているのは、理由があります。
ターゲットの分析
- 誰が見ているのか
- 何時見ているのか
- なぜ見ているのか
を突き止め、ふさわしい内容を掲げる必要があります。
誰が見ているのか
- 前の看板
通りすがりの任意の歩行者。
歩道沿いで目に入りやすい模様。千代田区一ツ橋の歩道を歩く人、つまりはサラリーマンが多い。
- 奥の看板
未来食堂に興味を持ってくれた人。
わざわざ近づき、しゃがまないと読めないため。前の看板を見て興味を持ってくれた人。
看板の設計
以上から見えてくる、書くべき内容を考えます。
- 前の看板
未来食堂のランチが『うまい・はやい・やすい』こと
(理由)
”千代田区一ツ橋のサラリーマン”がランチに求めることをプレゼンします。不特定多数にアピールするため、”あつらえ”などの理解に時間が掛かるサービスではなくて、さっと理解できる内容まで簡素化します。
- 奥の看板
改装工事中の写真や”あつらえ”の説明マンガなど、未来食堂の面白さをアピールした内容。
(理由)
奥の看板を見てくださる方はコアなファン層。奥の看板は如何せん地面スレスレにありものすごく読みづらい。にも関わらず目を通してくれます。ですので、”未来食堂らしさ”を提供し期待に応えます。
看板のデザイン
- 前の看板
- 奥の看板
どちらも目立ってなんぼ。
立体の人形を置きとにかく人目を引きつけ、興味を持ってもらった方は奥の看板にあるチラシを持っていけるという流れ。
人形も、ただ目立てばいいわけではなく
- 和食屋であること
- 懸命さが伝わること
- 未来食堂のコンセプト(懐かしい新しさ)に沿うこと
を満たす必要があります。
頭巾をかぶってしゃもじを持つキューピッド人形。
このキューピッド人形を使うことは当初から考えてあったので、一年以上前から未来食堂の蔵書紹介ブログ未来図書で活躍させていました。
こんな風に蔵書と一緒にうつりこんでいます。
来た人に「あ、ブログに載ってた人形だ!」と楽しんでもらうことが狙い。
観察していると、人形を写真に撮る人もチラホラ。
指差して「かわいい~!」なんてのもよく見るので、ひとまず成功といったところ。
心理学的にも、人間は人の顔(特に目)があるとついそちらを見てしまう習性があるのです。
看板のPDCAサイクル
文字の平行線がバラバラなのが気になります。。
いかに素早く負担なくPDCAサイクルを回せるか、リーン・スタートアップが、これからの鍵かなと思います。このあたりは、Web業界(クックパッドエンジニア)で学んだ事を活かしていきたいです。
果たしてどんな結果になるのかな。
ご覧いただきありがとうございました。いつか、お会いしましょう。
http://miraishokudo.com/