ことりっぷ✕灯台もと暮らし『編集女子が“私らしく生きるため”の旅コンテンツ作戦会議』ケータリングを担当しました
こんにちは。
このブログは『あなたの"ふつう"をあつらえる』未来食堂が開店するまでの日記です。
先日、ことりっぷ✕灯台もと暮らし主催のイベントにてケータリングを担当しました。
こんな風に、ことりっぷの表紙をモチーフにしたオリジナル駅弁を作りました。
ここでは、それまでの道のりをお話したいと思います。
お断り
今回の”ことりっぷ駅弁”は、ことりっぷ様から許諾を得た上で表紙を利用しています。無断で使用することは禁じられています。表紙を扱う上で気をつけたことなどは記事内に書きましたが、まずは最初にこのお断りを入れておきます。
ことりっぷとは
2008年の創刊以来、"軽くてコンパクト""こだわりの装丁""セレクトされた情報が信頼できる"と、働く女性を中心に圧倒的支持を得ている旅行ガイドブック「ことりっぷ」シリーズ。
ことりっぷについて | ことりっぷ
こんな女子らしい可愛らしいデザインのガイド本。
知ってる方も多いのではないでしょうか。
灯台もと暮らしとは
灯台下暗し。それは、人は案外、身近なことに気付けないという例え。
足元に、すぐ近くに大切なことがあるのに、私たちはたまにそれを見過ごしてしまう。
そして忙しく生きるうちに、いつしか見落とした大切な何かを忘れたまま、進んできてしまったのかもしれない。
このメディアは、目まぐるしく変化するように見える今の世の中を頑張って生きるあなたが、もう一度暮らしを見つめ直すためのきっかけが載っているかもしれないメディアです。
灯台もと暮らしって? | 灯台もと暮らし
一人一人に焦点をあてて丁寧な記事を作るもと暮らしさん。自分もファンの一人です。
依頼のきっかけ
今回のイベント登壇者でもある佐野さん(もと暮らし編集長)が、以前自分がケータリングしたイベントに来て下さり、自分のイベントでもぜひやってみてください!とお話いただいたのがきっかけ。有難いお話です。
コンセプト
- 会のテーマは”旅”
- 会場の入谷(上野)は旅の始まりがイメージされる場所
という事を受け、駅弁、中でもことりっぷらしい駅弁を作ってみようという方向に。
『せっかく女子が多いイベントだから、入れ物も小ぶりにして可愛らしい感じにしたいよね〜』と、佐野さんとの話も盛り上がりました。
”個食”形式は難しい?
しかしここで一点問題が。
イベント運営側にてお弁当(個食形式)は人数把握が難しいイベントケータリングでは難しいのではないかと懸念の声が上がったのです。
確かに指摘の通りで、ドタキャン/ドタ参など、イベント来場者数を正確に予想することは困難です。
その点よくあるバイキングスタイルなら、数が足りなくなったらどうしようという不安を解決してくれます。
でも今回の話を聞くに”デザインに凝った駅弁”が一番しっくり来ると確信しました。
ですので、個数は2日前まで変更可能など、かなり融通を効かせた提案をし、結果無事GOサインを頂くことが出来ました。
ここまで融通きくケータリングは未来食堂以外出来ないし、ここで個食駅弁を実現しなくていつ実現するんだ!という心の声を受け取ってくれたのかもしれません。ありがたい話です。
『ことりっぷらしい駅弁』とは
さてどんなデザインにしようかと考えた時、浮かんだのはことりっぷの表紙でした。
こんな風に、国ごとに可愛らしい小紋柄の壁紙がデザインされています。
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書籍一覧 国内| ことりっぷ
この壁紙を元に作った巻紙をお弁当にクルッと巻けば、さぞかしいい感じの駅弁になりそう!
紙 ✕ デザインといえばこの未来食堂のロゴも作ってくれた友人のデザイナー、nicoiconの倉又さん。ここまでの経緯を話すと、快く引き受けて貰えることに。有難い!
前日まで
国選び
一国ごとに壁紙が違うことりっぷ。
書籍一覧 海外| ことりっぷ
”巻紙として映えるもの”、”美味しそうなもの”をテーマに、倉又さんが使いたい国を選び出します。
完全に女子トークです!
最初は『ハワイ』の案も出ていたのですが、色調が淡く映えないため却下に。
実際に出力して確認していました。流石プロ。
今回は『雑誌の表紙データ』という言わば雑誌の”顔”を扱うため、色調変更などをせずそのまま使用する責任がありました。大事なブランドイメージを損ねないようしっかりした物を作らないとな、と気も引き締まりました。
最終的に『大阪』『台湾』『イスタンブール』で決定しました。
巻紙デザイン
倉又さんから巻紙のイメージが届きます。
”ことりっぷらしさ”を最大限に活かせるサイズ、字体を一緒に考えました。
巻紙の大きさもやり取りを重ねます。
そうしてできた試作一号!
倉又さんが勢い余って豆本(折り本)まで作ってくれました!
夜なべして一緒に折りました。ははは。
当日
夜明け前からご飯を炊いて準備にかかります。
泊まりこんだ倉又さんと一緒に、夜明けを見ながら詰めていきます。
ディスプレイ
ディスプレイとともに歓声の声。やった!
ことりっぷさんのツイッターでも取り上げて頂きました。
灯台もと暮らしさんとの対談イベント「旅コンテンツのつくり方」。
ケータリングは「未来食堂」さんより、3種のお弁当をご用意しております。ことりっぷの表紙柄を使ったオリジナル、かわいいです♪ #ことりっぷ #編集女子 pic.twitter.com/rGg1Oq24Ck
— ことりっぷ (@cotrip_twi) May 31, 2015
当日はフルーツも用意したのでその準備もすすめます。
ちなみにこの容器、涼やかなガラスとおもいきや、、アクリルなんです。割れないしオシャレで使いやすいです。未来食堂でも使う予定。
【KINTO/キントー】 AQUA ボウル 150mm グリーン [23920]
当日は少し挨拶する機会も頂きました。
私は右側。左側が戦友の倉又さん。
皆さんからの歓声に、楽しくお話することが出来ました。
(向かって一番右側が佐野さん)
自分が開こうとしている『未来食堂』は、お客様の希望を元におかずをあつらえられる事、そして今回のケータリングは、会のテーマ『旅』『ことりっぷ』をもとにあつらえた事を、簡単に解説させてもらいました。
こうやってお店の宣伝もさせてもらえて、ありがたい話です。
当日はプロ並みのカメラマンにより、美味しさ二割増しで写真を撮ってもらえました。
モチーフにした国の”ことりっぷ”を並べてディスプレイ。
”女子はフルーツ!”と、種類豊富なフルーツ盛り合わせも好評でした。
大変なこともありましたが、一緒に頑張った倉又さん、佐野さんのおかげで乗り越えられたと思います。喜んでもらえて、いい機会を頂きました。
『あなたの思いをあつらえる』未来食堂の旅は、まだまだ続きます。
ご覧いただきありがとうございました。いつか、お会いしましょう。
http://miraishokudo.com/