NPO法人バブリング設立記念パーティーのケータリングを担当しました
こんにちは。
このブログは『あなたの"ふつう"をあつらえる』未来食堂が開店するまでの日記です。
先日、NPO法人バブリングの創立パーティにてケータリングを担当させて頂きました。
バブリングとは
一般市民、主にセクシュアル・マイノリティとそれを取り巻く人々に対し、カミングアウトという行為を通じて、ありのままの自分を表現することを支え、あるがままの他者を許容できる社会を目指している。
NPO法人バブリング | かながわNPO情報サイト 「KaNaPiO・ステーション」
NPO法人 バブリング | 「大切な人へのカミングアウトを応援したい」
未来食堂と似ている
ケータリングの依頼を受け、”どんな団体なんだろう”と上記の趣旨を読んだ瞬間からこのケータリングは絶対受けたい!と、強く響くものを感じました。
『カミングアウトを応援する』
素晴らしい考えだし、未来食堂の理念とも一致します。
そのことを話す前に、”LGBT”と自分の親和性が高いという共通点を先に。。
自分が会社員だった頃、社内のLGBTコミニティに属していて、かつ、会でほぼ唯一の『名前バレ』を引き受けていました。色んなカミングアウトをされたこともあるし、それらはすべていい経験だったと思っています。
『自分の”ふつう”が笑われるかもしれない』
だれもが抱えているこんな不安を、バブリングは(主に)セクシャルの面から立ち向かおうとしています。
そして未来食堂は、食の面から、立ち向かおうとしています。
自分は元々、偏食でした。
『自分が美味しいと思うものが、変だったらどうしよう?』という不安は、今でも薄く胸内にあります。
でもそんな自分だからこそ、『その人が”ふつう”だと思っている食事を、(それが正しい否かの物差しで測らず)、ただ聞いて、その一品を同じ立ち位置でつくりあげよう』と強く思います。そして、その思いは”未来食堂”として形を迎えつつあります。
(自分の過去や思いは、自己紹介にまとめました…。ご参考まで)
自己紹介やこのブログについて - 未来食堂日記(飲食店開業日記)
バブリングの信念は、
一般市民、主にセクシュアル・マイノリティとそれを取り巻く人々に対し、カミングアウトという行為を通じて、ありのままの自分を表現することを支え、あるがままの他者を許容できる社会を目指している。
未来食堂の信念は、
お客様の希望に沿ったおかずを作る"あつらえ”を通して、"誰もが受け入れられる場所”を実現する飲食店
やはり似ています。未来食堂として、やるっきゃない!。そんな気持ちになりました。
コンセプト
『会の設立にあたり、参加してくれる人たちに感謝の気持ちを伝えたい』とのこと。
そのために、手作り感を重視したい、バブリングのマークをベースにケータリングで手作り感が出せないかという話に。
”イベントでよく使うミニカップは装飾できるよー”と、絵を書いたり、シールを張ったりしてイメージを伝えました。
食事については『鮭おにぎり と たこさんウインナーが食べたい!』というリクエストを受け、ミニお弁当をつくります。
容器から試行錯誤。
いつも使うカップだとはみ出てしまう、、
お皿に載せてみたりもしたけれど、
結局はカップをワンサイズ上げることで解決。
当日
90人分を用意していきます。
これがデザートの杏仁豆腐(5リットル!)
これが「ミニ鮭おにぎり」(90個!)
この写真で45個位。
玉子焼きも90人分。
スタッフの皆が紙コップにアイコンシールと、アイコン同色のマスキングテープをペタリ。
手作り感がでていい感じです。
当日は挨拶する機会も頂きました。
想像以上の賑やかさだったため急遽椅子に登って演説。たはは。
緊張するとおもいきや、未来食堂とバブリングが似ていること、同じ未来を目指していることを語っているといつしか緊張も忘れ、一生懸命語りかける自分がいました。
偏食だった過去を人前で話したのは初めてで、少し拙い演説でしたが、いい機会を頂きました。
『手作り感』を大事にするイベントに、すこしでも寄り添えたかなと思います。
信じてる未来に向かって”未来食堂”を作る日々は、ともすると孤独を感じますが、同志がいるんだと、一人じゃないんだと、感じることの出来た一日でした。
私も頑張らないとな。
ご覧いただきありがとうございました。いつか、お会いしましょう。
http://miraishokudo.com/