未来食堂日記(飲食店開業日記)

あなたの”ふつう”をあつらえる、未来食堂が開店するまで

2015年秋開店予定。神保町が第一候補。
本当に神保町徒歩3分の物件が見つかりました。
千代田区一ツ橋2−6−2 日本教育会館様B1。小さな定食屋です。

平成26年度 創業支援金(創業促進補助金)に採択されました

こんにちは。
このブログは『あなたの"ふつう"をあつらえる』未来食堂が開店するまでの日記です。

 
本日5月22日に、平成26年度実施の創業・第二創業促進補助金 採択結果が公表され、未来食堂が採択されました
採択結果(創業)

 

創業・第二創業促進補助金とは

「創業・第二創業促進事業」は、新たに創業する者や第二創業を行う者に対して、その創業等に要する経費の一部を助成(以下「補助」という。)する事業で新たな需要や雇用の創出等を促し、我が国経済を活性化させることを目的とします。
平成26年度補正予算 創業・第二創業促進補助金

このお金は補助金なので、貰えるお金。融資(借金)ではありません。
200万円貰えるのですが、飲食店開業はお金がかかるので本当に助かります。
良かった。。

 

採択されるには

採択されるために工夫したことは別記事にて詳しく書きますが、公表されている着眼点として以下のものが挙げられます。

1.事業の独創性
技術やノウハウ、アイディアに基づき、ターゲットとする顧客や市場にとって新たな価値を生み出す商品、サービス、又はそれらの提供方法を有する事業を自ら編み出していること。
 
2.事業の実現可能性
商品・サービスのコンセプト及びその具体化までの手法やプロセスがより明確となってい
ること。事業実施に必要な人員の確保に目途が立っていること。販売先等の事業パートナーが明確になっていること。
 
3.事業の収益性
ターゲットとする顧客や市場が明確で、商品、サービス、又はそれらの提供方法に対するニーズを的確に捉えており、事業全体の収益性の見通しについて、より妥当性と信頼性があること。
 
事業計画書『創業』の記入要領

 
未来食堂の場合は、”あつらえ”といった独自性はありますが、裏を返すとそれは既存飲食店にはない全く新しいあり方という事を意味します。そのため実現可能性が低いと思われるかもしれない、という不安がありました。
 
なので振り返ると、『今の飲食店の現状では難しい”お客様に合わせたオーダーメイド”がなぜ未来食堂では可能なのか』を中心に書いた申請書となりました。

 
採択テーマ『お客様の希望に沿ったおかずを作る"あつらえ”を通して、"誰もが受け入れられる場所”を実現する飲食店 』が載っています!
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採択結果(創業)


 
『やっぱり自分はお店をやるんだ』と決めて脱サラしてから1年2ヶ月。
応援してくれる人はたくさんいますが、そうは言っても一人ぼっちの毎日です。
正社員から時給800円の”パート”になり、暗い海を漂うような心細さもありました。
 
誰が相談に乗ってくれるわけでもないし、相談できたとしても「一人一人に別々のおかずを作るなんて無理に決まってる!しかもそれを極普通の値段でやるなんてありえない!しかも一人?!考えなおせ!出なおせ!」と言われたこともあります。

本当に未来食堂の様な場所を私以外の人も求めているのだろうか?と不安に思うこともあります。
夢みたいなことばっかり言ってる人と思われて相手にされてなかったこともあります。

でも仕方ない。一人で何かを始めるというのはそういうものなのだと思います。

でもそうやって試行錯誤してきた結果が今回の採択に至り、国から独創性、実現可能性、収益性、継続性を認められたことが、金額云々よりも一人じゃないんだなと勇気づけられ、心に火が灯るようでした。

 
交付申請等々これからも大変なことはありますが、変わらず前に進んでいきたいです。
 
良かった(;;)



ご覧いただきありがとうございました。いつか、お会いしましょう。
http://miraishokudo.com/

(千代田区一ツ橋2−6−2 日本教育会館様B1。9月OPEN予定。神保町駅徒歩3分)